刑事ドラマこそ男の魂だ! 2016年には映画「あぶない刑事-long good‐bye-」が公開される。
現在発売中の「アサ芸シークレットVol.37」が30代~60代までの男性1000人にアンケート。男たちがシビれた「刑事ドラマ」の中から「俺たちが好きな刑事」ベスト20を発表している。その中からTOP10の顔ぶれを見てみると──。
栄えある1位には、なんと「あぶない刑事」のタカ&ユージがまったくの同票で輝いた! 「とにかくこの2人を見ていると楽しい」(神奈川・42)という世代を超えた圧倒的人気をテレビ誌記者はこう分析する。
「80年代の刑事ドラマでは、ほぼ一人勝ち状態だった。観ることのできた全ての世代から票が集まったのだと思います。また、それまでの刑事ドラマには『あぶ刑事』のようなコミカルな要素がほとんどなかった。その斬新さや、キャストのハマり具合が、観ている人に強烈な印象を残したのでしょう」
もちろん、3位以下にもタカ&ユージに負けない有名どころがズラリと並ぶ。
3位・古畑任三郎(古畑任三郎/田村正和)は華麗な推理、4位・ジーパン(太陽にほえろ!/松田優作)は伝説の死に様、5位・大門圭介(西部警察/渡哲也)は軍隊さながらの撃ち合いで、中高年からの支持を集めた。
30代からの票が多かったのが、6位の青島俊作(踊る大捜査線/織田裕二)。あの熱血ぶりはドラマ直撃世代のハートをガッチリ掴んだようだ。
現在放送中の「現役」では、四代目相棒に反町隆史を据えて始まった「相棒14」の杉下右京(水谷豊)が7位にランクイン。
「反町はいいのですが、脚本が悪く視聴率が伸び悩んでいますね。水谷は四代目相棒に竹野内豊を推していたそうで、このままの視聴率が続けば早期交代もありえます。初代の寺脇康文は退職、二代目の及川光博は異動、三代目の成宮寛貴は逮捕でしたから、四代目の反町は殉職ではないかとの声がもっぱらです」(前出・テレビ誌記者)
8位・安浦吉之助(はぐれ刑事純情派/藤田まこと)、9位・山さん(太陽にほえろ!/露口茂)、10位ゴリさん(太陽にほえろ!/萩原健一)と、こちらはかなり渋めのラインナップ。キーワードは堅実な捜査&リアリティといったところか。
「山さんやゴリさんのように脇のキャラが光っているというのは、優れたドラマの鉄則です。『あぶ刑事』『踊る──』しかりですね。ちなみに、以前、ある雑誌が現職刑事に“好きな刑事”をアンケートしたら、そこでは山さんが1位でした」(週刊誌記者)
さて、あなたが好きな刑事は何位だった?