映画化もされるなど、テレビ朝日のドル箱コンテンツとなっているドラマ「相棒」シリーズも、近年は視聴率が下降傾向にある。
現在放送中の「season15」では、昨年12月7日に放送された第9話が平均視聴率12.9%、今年1月18日放送の第12話が13.3%と、何とか2ケタ台を維持するも、シリーズ全盛期に比べるとさみしい状況だ。
そうしたなか、人気復活の起爆剤として現在の“相棒”である反町隆史の殉職シーン投入が検討されているという。テレビ朝日関係者が明かす。
「『相棒』シリーズといえば、水谷豊さん扮する主人公・杉下右京の相棒が次々に替わることも魅力の一つです。元ネタは言わずもがな、日本を代表する刑事ドラマ『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)です。『太陽にほえろ!』も名物刑事たちの殉職シーンが話題となり、人気を維持しましたからね」
はたして「相棒」は、名ドラマの“殉職路線”を踏襲して人気復活となるか──。
(しおさわ かつつね)