「NHK紅白歌合戦」に3年連続の出場が決まっており、若者たちに絶大な人気を誇るE-girlsだが、おじさん世代にはやはりまだまだ認知されていなかったようだ。
E-girlsは12月23日に、同日発売のニューシングル「Merry×Merry Xmas★」の発売を記念して、新宿駅前にある新宿ステーションスクエアでサプライズライブを行った。
同曲はグループにとっての初のクリスマスソング。メンバーたちは赤と白のサンタコスプレ姿で登場して、観客たちからは割れんばかりの声援が送られた。メンバーによって多少衣装が違うものの、ほとんどのメンバーが短いスカートを着用していたこともあって、若いメンズたちは大盛り上がりでステージを見つめていたようだ。
ただ、E-girlsを認知していないおじさん世代にとっては、人気グループのスペシャルライブにもかかわらず、到底そうは見えていなかったようだ。
「同所は新宿駅の東口の目の前にある野外イベントゾーンで通行人も多い。今回は通行人含め3000人もの人たちが集まったということですが、歌舞伎町に近く“夜の店”の宣伝カーもよく通る立地ということもあり、遠目でその様子を見ていたおじさんたちのなかには『お水系のコスプレイベント』と勘違いしていた人もいました」(スポーツ紙芸能記者)
確かにグループNO1の知名度を誇るamiは金髪、それ以外のメンバーも茶髪率が圧倒的に高く、他のアイドルグループと比べたらかなり“お水”っぽい雰囲気をかもし出している。AKBグループなどと違い、純然たるアイドルとして売っているわけではないものの、
素通りした家族づれが「見るのはちょっと恥ずかしい」、東京に遊びに来ていた地方人からは「すごい大胆な衣装でビックリした」、サラリーマンからも「恵比寿マスカッツかと思った」といった声が上がるなど、その過激さに皆が目を丸くしたようだ。
とはいえ、寒さをこらえて肌を見せまくったサンタコスプレに聴衆は満足だった様子。貴重なクリスマス“目の保養”プレゼントになったことには間違いない。
(田中康)