1月13日発売の日刊スポーツがスクープしたSMAPの解散。NHKも報じるなど国民的な話題になっているが、このスクープについて無責任にツイートした朝日新聞社会部に非難が集まっている。
同社会部では解散スクープ掲載号の発売前夜に、“「SMAP解散」を日刊スポーツが明日の朝刊で掲載する、との一報が。社内は騒然。事実確認に走っています”とのツイートを掲載。これに対してネット民からは、「事実確認する前にツイートするな」などもっともの反論が噴出したのである。芸能ライターが説明する。
「そもそも他紙のスクープを、その発売前にツイートする行為は悪質な流出じゃないでしょうか。日刊スポーツは朝日新聞の子会社ですから、おそらくいち早くこのスクープを嗅ぎ付けたのでしょう。しかし、このツイートを見た他紙が追随でもしたら、それこそスクープ潰しですよ。そんなことも想像できない担当者は新聞記者失格ですね」
一方でネット上では、このツイートが社会部から発信されたことも話題になっている。新聞社では芸能ネタは文化部の仕事というのが一般的。朝日新聞では文化くらし報道部という部署の担当だ。前出のライターが続ける。
「結局、文化くらし報道部がSMAP解散を記事にまとめ、同紙のウェブ版に掲載されました。つまり社会部では他紙のスクープを見て慌てふためき、他の部署が淡々と仕事をするのを横目で眺めていただけ。これじゃ一般人のツイートと何ら変わりないわけで、新聞記者ってずいぶんお気楽な商売だと呆れますね」
もしかしたらツイートした担当者が熱烈なSMAPファンで、公私混同してしまったのかも? そうであれば、さらなるスクープで名誉挽回してもらいたいものだ。
(金田麻有)