「SMAP解散」報道の実態が徐々に報じられるなか、浮かび上がってきたのはジャニーズ事務所内の内部抗争だ。
ジャニーズ事務所内には大きく分けて3つの派閥が存在すると言われているが、今回の騒動の中心は、独立劇を主導したSMAPの“育ての親”である女性チーフマネジャーI女史と、嵐、TOKIOらを手掛けるメリー副社長の娘・ジュリー副社長との派閥抗争といえるだろう。
「聞くところによれば、I女史が独立を企て始めたとされる昨年夏ごろ。ジュリー副社長の息が民放ほどかかっていなかったNHKに急接近したんです。SMAPの『のど自慢』出演も、独立後の土台づくりだったようです」(女性誌記者)
さらにI女史は、NHKにSMAPによる「紅白司会」という目玉プランを持ちかける。しかし、これが事務所上層部も知らない独断行動だったため、メリー副社長によって潰されたのだという。
「そんなI女史のダメ押しが、紅白での嵐とスター・ウォーズの共演ですよ。ご存知の通り今作からスター・ウォーズはディズニーの製作になりました。これはユニバーサル・スタジオ・ジャパンのCMに出演しているSMAPへの当て付けに他なりません」(芸能ライター)
確かに年末の紅白における大々的なディズニーとのコラボ企画には、違和感を感じていた視聴者も多かったことだろう。これにはUSJのCMキャラクターであるSMAPは、立つ瀬がなかったことだろう。
SMAPとI女史を追い詰めるために、嵐のメンバーまで利用されたのだとしたら、互いのファンが悲しい思いをするだけではないだろうか‥‥。