日本中を震撼させたSMAPの解散発表だが、現在ファンの怒りの矛先は、SMAPが所属するジャニーズ事務所に向けられているようだ。
ツイッター上には「#ジャニーズ事務所を許さない」といったハッシュタグが乱立し、さまざまな批判が展開されている。
なかでもファンを怒らせたのが、SMAPを長年支えてきたファンクラブ会員への解散の知らせだ。なんと会員に解散の一報が届いたのは14日未明のマスコミ発表から7時間も後の早朝7時だったという。
「7時間後は遅いと感じたし、メールの内容もあっさりしたものでした。見覚えのないアドレスから『SMAPメンバーからのお知らせ』とひとことあり『詳細はコチラ』とURLが貼ってあるだけ。これではまるでスパムメールですよ。警戒して開くのを躊躇していると、最近ファンクラブからのメールアドレスが変わったことを思い出してクリックしたんです。するとそこにはマスコミ向けFAXと同様の文章に加え、ファンクラブも終了すると記されていました。
そこで慌ててファンクラブサイトを見ると、すでにSMAPの名前は削除済み。解散は年末なのに、この先5カ月もの間、活動はないってことなのか? こんなに早くファンクラブの存在まで消すなんてひどすぎます」(ファンクラブ会員)
SMAPファンは他のジャニーズ所属グループも応援しているケースが少なくない。そのため「ファンを軽視している」「もうジャニーズにお金を落としたくない!」と他のグループのファンまでも辞める宣言が続出しているという。
“ファンのおかげで今がある”ことを考えなくてはならないのは、SMAPメンバーよりもまず、ジャニーズ事務所ではないだろうか。
(笠原和美)