1月13日以降、新聞紙面のみならずテレビのニュースでも取り上げられているSMAPの分裂騒動。1月17日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)でも時系列で細かく取り上げたのだが、実は騒動の内容以外のところで波紋を呼んでいた。
「これだけ大きなニュースを『今週の19位』として扱ったんです。ネット上では『19位ってどういうこと?』『これ以上のニュースあったかよ』『何を基準に順位つけてるんだ』など、疑問を呈する声が多数書き込まれていますよ。好き勝手に放言しまくるのがこの番組の魅力ですが、同じ芸能人だからか鋭い意見は出てこず。前週、ベッキー騒動を報じた時もスタジオのトークテーマに挙げず完全スルー。視聴者がストレスを感じ始めているのかもしれません」(芸能ライター)
この現象をテレビ番組制作スタッフが解説する。
「話題のニュースから取り上げるのが情報番組の常套手段ですから、作り手もニュース性でいえばダントツであることは当然理解しています。ですが、やはり上層部がこの話題を“タブー扱い”にしてしまったんでしょう。とはいえ、“タブー”に斬り込むのが爆笑問題・太田光のスタイルですから、よけいに視聴者の肩透かし感が大きくなってしまった」
新聞各社の報道も様々で真実が見えない今回の騒動。視聴者の知りたい欲求と、番組の扱い方がズレると、こんな声が上がるのかもしれない。