ファンが解散阻止を訴え「世界でひとつだけの花」の買い占め運動を起こすなど、日本中を揺るがした突然のSMAP解散報道。しかし一転して、18日に生放送番組でグループの「存続」を表明。胸をなでおろすファンがいる一方、ネット上では「まさに炎上商法!」「結局、茶番か?」などと批判の声が相次いでいる。
「SMAPは日本の宝! 全国民がSMAPの解散に反対! って大げさすぎる。ここ何日かのワイドショーは気持ち悪かった」「何か壮大な茶番劇を見せられていたよう。バンドでもないのに解散騒動とかバカバカしすぎる」「ワイドショーやスポーツ新聞なら仕方ないけど、普通の報道番組や新聞はもっと伝えることあるだろう」と、過剰すぎるSMAP報道に対して集中砲火が続いている。実際、久々に国会での安倍内閣による高齢者へのバラ撒き問題がヤフーのトップ話題になると、「SMAPのから騒ぎの陰でヤバイことがどんどん進んでいる」と、世間の民度の低さを嘆く声も多く聞かれた。
「熱烈ファンや話題に便乗した一般の声もあって結局、元サヤに収まりそうですが、完全に解散のタイミングを逃しましたね。25年も芸能界にいれば何か違うことにチャレンジしたくなるのがむしろ当然なのに、世間は何歳まで彼らを“SMAP”でいさせるつもりなのでしょうか。50代の少年隊に続いて、彼らも“死ぬまでSMAP”決定でしょう」(週刊誌記者)
解散商法で視聴率爆上げ、CDも爆買い、さらに“おわびツアー”も企画されるなど、結局、得をしたのは一部のレコード会社と一部のテレビ局とジャニーズ事務所だけという、まったくもってシラケる結果。メンバーが生出演したスマスマの視聴率は約37%だったそうだが、残りの63%の国民は「死ぬまでやってろ」と嘲笑しっぱなしという現実に、いつ世間は気づくのだろうか?
(烏山麻衣子)