4月からフジテレビが、平日午前4時から午後7時まで、15時間生放送することが決まり様々な意見が飛び交っている。
「少し前まで、『バイキング』と『直撃LIVE グッディ!』の間にカトパンの番組が始まるという噂がありましたが、電撃退社でなくなった。仕方なく2つの番組を引き延ばした感じがします。両番組とも視聴率で苦戦しているだけに、ますます厳しくなるのは目に見えてますよ」(放送作家)
ほかにも「めちゃイケ」はリニューアルが囁かれ、「すぽると!」は終了が決定するなど、テコ入れに余念がない。
「『笑っていいとも!』が終わってから、まるでダムが決壊したように長寿番組が終わっています。新しい番組もなかなか視聴率が獲れないとすぐ終了。去年の年間視聴率も、ゴールデン、プライム、全日ともに3位以内に入れず惨敗。スポンサー離れも激しく、営業サイドも相当苦しんでいるようです」(制作会社プロデューサー)
この低迷ぶりは、一体何が原因なのか。
「陸の孤島お台場に来たのが、そもそも失敗の始まり。新宿・河田町にあった頃は、制作スタッフも映画や舞台に通って新しい企画やタレントを発掘してきましたが、今はそんな雰囲気じゃない。フジテレビのDNAも失われつつあります。ピンチだからこそ、若手に大いにチャンスを与えて、ヒット番組を育ててほしいですね」(フジテレビ関係者)
ここにきて、事態はさらに深刻だという声も聞こえてくる。
「人事部が若手社員に、これからは今までのような報酬を払えないかもしれない。ボーナスを組み込んだローンは組まないでくれと言われ、転職する社員が続出しているようです」(前出・フジテレビ関係者)
4月改編に失敗すれば、テレビ東京にも抜かれてしまうかも。