「こういう時だけイジらないのかよ!」
共演者やスタッフをイジりまくる“他力本願芸のプロ”こと、とんねるずに失望したという声が噴出している。
2月25日、「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)の人気企画「男気じゃんけん」が放送された。
「男気じゃんけん」といえば、法律違反の薬物所持で逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者のイメージが強かったせいか、今回の放送では唐突にリニューアルが発表され、これまで上位支払い者に金バッジを配っていたが、それを無効とし、実積を全てリセットすることとなった。
事情が事情なだけに、視聴者も納得はしていたようだが、番組内でのとんねるずの微妙すぎる態度が視聴者の表情を曇らせたようだ。
「石橋貴明はリニューアルの説明を受けた直後、『なんで? オレ、金バッジだったのに!』と、あきらかに納得いかないような反応を見せていた。ただ、ルール変更に対してリアクションするのなら、清原容疑者についてもひと言あるべきだったというのが視聴者の意見だったようです。ところが、石橋はそれには一切触れず、腰の引けっぷりにお茶の間は一斉にガッカリしたようですね」(エンタメ誌記者)
ちなみに2月19日に放送されたバラエティ番組「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)で、ダルビッシュ有とのキス疑惑に「してないですよ! してないですよ!」と全面否定した同局の加藤綾子アナに対し、松本人志は「しててもね、私キスしましたとはね。やっぱり清原も‥‥」と発言。これがドッと笑いをとっていただけに、どちらの番組も観ていた視聴者には石橋の対応がさらに物足らなく映ったようだ。
ネット上では「やっぱ、とんねるずはダウンタウンには永遠にかなわないな」「絶好のイジりタイミングを逃すとは芸人失格」といった石橋サゲのコメントの数々が殺到している。
清原のせいで思わぬトバッチリをくらった形の石橋だが、“関東芸人のトップ”の貫禄を見せるためにも、タブーに斬り込んで欲しかったところだ。
(佐伯シンジ)