芸能

主演映画が1000年に一度の大爆死!橋本環奈は“架空の人気”だった!?

20160308hashimoto

 3月5日と6日、その公開初週の土日、シネコンでも「観客にオッサンが4、5人しかいなかった」という悲しいツイッター報告までされているのが、“1000年に一人の美少女”と呼ばれる橋本環奈主演の映画「セーラー服と機関銃-卒業-」(角川映画)だ。

 ご存じ、1981年に薬師丸ひろ子主演で興行収入47億円を叩き出し、主題歌もシングル86万枚を売り上げる大ヒットとなったアイドル映画の金字塔「セーラー服と機関銃」の続編的作品だが、満を持して公開された橋本版はヒットするどころか、「閑古鳥も鳴かない」ほどの歴史的大コケとなっているという。

「上映館数は170館程度。多いわけではありませんが、少なくもありません。ヒットする映画なら土日で1億円以上は稼いでランキングでも3位あたりには食い込めるはず。ところが『セーラー服~』はいきなりベスト10圏外、興収も2000万円前後で、話題作としては歴史的大爆死です」(エンタメ誌記者)

 公開前には、橋本がセーラー服姿でバラエティ番組や情報番組に出演するなど、いわゆる“宣伝活動”も展開していたが、これもまったく功を奏さなかった。ネット上では「1000年に一度の大コケ!」「芸能界から卒業ですか?」などとバッシングされる有様だ。

「ところが、あまりに想像を絶する大爆死のため、彼女だけを批判するのは可哀想だというムードも出ているんです。『みんなで観に行ってあげよう』『こんな古臭いコンテンツに引っ張り出されて気の毒』『架空の人気に踊らされすぎた』など、彼女に同情する声も集まっています」(前出・エンタメ誌記者)

 最近の大ヒットする邦画の傾向といえば、売り出し中の若手女優とその周囲を人気のイケメン役者たちが固める、いわゆる「スイーツ映画」が圧倒的だ。

「土屋太鳳の『orange‐オレンジ‐』が32億円、能年玲奈の『ホットロード』が24億円、桐谷美玲の『ヒロイン失格』が23億円など、どれもこれも主演女優の力だけではありません。仮に土屋が男性しか興味を持たないコンテンツである『セーラー服と機関銃』をやっても大コケしたでしょう。女性を呼べない映画はヒットしないのが今の日本の映画界。橋本も話題先行で、一部では“架空人気”と言われていただけに、まずはスイーツ映画で実績を作るべきでしたね。いきなりピンでいける女優にと、キャリアをショートカットさせようとした周囲も悪い」(映画ライター)

 ともかく、橋本の映画初主演は「カ・イ・カ・ン」とはいかなかったようだ。

(藤田まさし)

カテゴリー: 芸能   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
3
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き