エンタメ

闇に葬り去られた「発禁本・発禁マンガ」(9)人気作家に浮上した盗用疑惑

20160506hakkini

 現役バリバリの人気作家たちも、ブレイクの過程において手痛い「洗礼」を浴びている──。

○「金田一少年の事件簿」金成陽三郎・さとうふみや

「ジッチャンの名にかけて」でおなじみの人気コミックだが、第1話のトリックが島田荘司の「占星術殺人事件」と酷似。その事実を認めたが、盗用問題がドラマ化で再燃した。

○「沈黙の艦隊」かわぐちかいじ

 同作で描かれた潜水艦や空母の作画が、柴田三雄氏の写真集からの無断トレースであると提訴。かわぐち氏は全面謝罪のうえで賠償金を支払ったが、他のマンガからの盗作疑惑もある。

○「エデンの花」末次由紀

 ヒット作の多さで知られていたが、ネットに検証サイトができるほど盗作疑惑が明らかに。末次はこれを認め、連載中の作品は休載となった。現在は「ちはやふる」でカムバック。

○「国が燃える」本宮ひろ志

 日本の戦争の歴史を描く意図だったが、いわゆる「南京大虐殺」の描写に右翼団体や地方議会議員のグループから猛抗議。連載は休載の後に再開したが、該当部分は削除された。

○「マイナス」沖さやか

 第31話の「遭難クッキング」で、女教師と2人の女子高生が空腹のあまり、転落死した女児を焼いて食べるシーンを描写。スポーツ紙の報道を機に掲載誌は回収された。

○「私立極道高校」宮下あきら

 アシスタントの独断により、滋賀県に実在する4つの中学校名と校章、さらに実在の卒業生の名前まで使用し、県の教育委員会が猛抗議。掲載した「少年ジャンプ」が回収された。

カテゴリー: エンタメ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
巨人・坂本勇人「2億4000万円申告漏れ」発覚で「もう代役・中山礼都の成長に期待するしかない」
3
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
4
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」
5
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏