ゲス不貞、育休不貞に20年不貞‥‥。年明けから相次いでスキャンダルが発覚し、当事者には活動自粛など厳しいペナルティが科された。だが、世論に耳を傾ければ「そのくらいしゃーない」と擁護する意見も目立つ。許せると許せないの境界線とは──!? アサ芸の御意見番が激論を交わした。
くしくも今年は石田純一の「不倫は文化」発言から20年。芸能界は年初から畳みかけるように不倫騒動が続発している。
その先陣を切ったのは、ゲス不倫でスキャンダル処女を破ったベッキー(32)だ。人気バンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27)とのLINEでの赤裸々なやり取りから長崎不倫旅行までもが週刊誌にスッパ抜かれた。即座に開いた記者会見では記者からの質疑を避け、交際すら認めなかったため、世間から猛批判を浴びて番組レギュラーとCMが全て消えた。
アサ芸では芸能人の不倫に一家言を持つ識者3人により「不倫がそんなにワル委員会」を招集。審査委員で芸能評論家の織田祐二氏がベッキーを追い打ちする。
「好きになったものはしかたないが、離婚してないのに、元日から男の実家に行ったのはマズイ。記者会見では、一方的な釈明ではなく、流出したLINEの“卒論”(離婚届)や“センテンス・スプリング”(週刊文春)についても、しっかりみずからの発言でフォローする必要があった」
芸能評論家の佐々木博之氏はベッキー擁護派だ。
「そもそもベッキーは、最初は相手が既婚だったことを知らなかった。休業するほど悪いことをしたとは思えない。とはいえ、今すぐ“黒ベッキー”になって、ぶっちゃけトークをできる精神状態とも思えない。一説には、もはや芸能界には興味がないという話も出ているが、1年くらいは冷却期間が必要かもしれない」
騒動後は隠遁生活を送っているベッキーだが、神奈川県の実家付近ではこんな目撃情報があった。近所の男性が証言する。
「パーカーのフードをすっぽりと頭にかぶり、黒い大きな眼鏡をかけて、周囲をキョロキョロ見渡している姿は、明らかに挙動不審者でした。空き巣か何かかと思って、『おい!』と声をかけたんです」
すると不審な女性はその声に驚き、駆け足で逃走。男性が追いかけ、詰め寄ると、
「すいません‥‥、私です」
フードと眼鏡を取った素顔は、ベッキーその人だったという。
「以前からこのあたりに住んでいるとは聞いていたのですが、あまりのやつれ具合に一瞬、誰だか気づかなかったくらい」(前出・近所の男性)
自宅連れ込み不倫をした矢口真里(33)も復帰におよそ1年を要した。だが、男女の恋愛事情に詳しいフリーライターの尾谷幸憲氏は早期復帰論を唱える。
「復帰後の矢口は『女は意外と不倫している』と、ベッキーを擁護する“不倫コメンテーター”として失地回復したばかりか、4月からはMXテレビの司会の仕事まで幅を広げています。この成功例を学ばないでどうするのか。今こそスケベッキーと改名、ぶっちゃけトークを解禁してほしい」
善は急ぐベッキーかもしれない。