福山雅治が3年ぶりに連続ドラマの主演を務め、鳴り物入りでスタートした「ラヴソング」(フジテレビ系)が視聴率不振に喘いでいる。
「30分拡大版の第1話は視聴率10.6%でしたが、2回目は早くも10%を割り込んでしまいました。17日にスタートした芦田愛菜主演の『OUR HOUSE』はもっとひどい状態で、初回視聴率は4.8%と言うありさまです」(テレビ関係者)
それでもフジテレビの亀山千広社長は強気だ。記者会見で「ラヴソング」について聞かれると、「福山君を起用して、ラブストーリーを作る着眼点はいい。藤原さくらの成長を見たい」とコメントした。
「OUR HOUSE」に至っては、「脚本の野島伸司さんはキッチリとドラマを作ってくれる。今からでも番宣をやって後方支援する。TBSが強い枠で頑張ってくれている」と、まるで「どちらもドラマ自体は素晴らしい」と言わんばかりの内容だ。
「亀山社長はそう思っているのかもしれませんが、視聴者の意見は違うようです。『ラヴソング』は『今さら福山で恋愛ドラマを見せられても‥‥』という声があり、『OUR HOUSE』は『脚本、セリフ、ストーリー全てが古くさい』や『野島伸司の脚本は痛すぎる』という意見が目立ちます。つまり、ドラマの作り方そのものにNOを突き付けているんですよ」(テレビ関係者)
亀山社長といえば、ドラマの制作畑を歩み月9を作り上げたことで知られている。フジのドラマに思い入れがあるのは分かるが、視聴者は「そういう思いも含めて、古くさいセンスはもうオワコン」と思っているようだ。