リオ五輪アジア最終予選で惨敗し、立て直しが急務とされるなでしこジャパン。だが、先行きが不安視されるような仰天プランが持ち上がっている。
「浦和のMF猶本光が日本航空とサポート契約を結びました。具体的なサポート内容はまだ明らかにされていませんが、日本代表の顔として特別扱いを受けることになりそうです」(スポーツ紙記者)
女子サッカーの普及やなでしこのイメージ戦略を担当することになりそうだ。だが、それがなぜなでしこ崩壊を加速させるのだろうか。
「猶本はU-17女子ワールドカップで日本の準優勝に貢献し、14年には日本代表入りを果たした逸材です。ただ、日本代表の顔になる選手かと言われると、まだまだこれから。ただ、ルックスなら日本代表ナンバーワンと言っていいでしょう。実力だけでなく見た目もプラスされてサポート契約にこぎつけたと勘ぐる人が出てきても仕方ないですね」(サッカージャーナリスト)
「リオ五輪予選で惨敗した理由のひとつに、チームがバラバラになっていたことが挙げられます。ベテランは若手を天狗になっていると批判し、若手はベテランをただ怖がっていました。ある中心選手は、若手がマスコミに囲まれているのを見て、『ずいぶん偉くなったねぇ』などと嫌味を言ったそうです。22歳の猶本がかわいいから特別扱いされるとしたら、チーム内がギクシャクするのは確実です。協会はなんでこんな契約をOKしたのか不思議でなりません」(スポーツ紙サッカー担当記者)
新監督にU-20日本女子代表を率いた高倉麻子氏が就任する見込みで、なでしこ初の女性監督が誕生するが、その前途は厳しいものになりそうだ。