高倉麻子監督率いる「なでしこジャパン」が4月13日、AFCアジアカップのオーストラリア戦に1-1で引き分け、B組2位の座を確保。みごとW杯フランス大会の出場資格を手にしたが、大きな話題をさらったのはお馴染みの人気解説家による迷言の連発だ。
テレビ朝日系で中継され、多くの視聴者を熱狂させた今回のオーストラリア戦だが、解説を任された元日本代表の松木安太郎氏は、試合中、なぜか21歳のMF長谷川唯選手を「長谷川唯ちゃん」と呼称。他の選手とは明らかに異なる空気感で終始「唯ちゃん」を追い続けると、終盤に長谷川がオーストラリア選手から足を踏まれると、「長谷川唯ちゃんはね、足がすごく細いんですよ。心配だなぁ~」とその容体を心配した。
続けて、実況アナが「長谷川は試合前にもアキレス腱の痛みがあったみたいですね」と加えると、松木氏はふたたび「唯ちゃんはね、足が細いんですよぉ」と指摘。キュートな容姿で男性からの人気も高い21歳の女子プレイヤーをあまりにも深くねぎらった。
「最終的に長谷川は足を気にしながら交代することになるんですが、ピッチから出る際にも『ゆいちゃん! ナイスゥ!』となぜか松木氏はウキウキ。ネット上では『松木と“ゆいちゃん”の間には何かあるのか?』『なぜ松木はゆいちゃんの細さに異常に詳しいのか』などとあらぬ憶測まで読んでいます。もちろん普段の奇想天外な松木氏の解説を知る者からすれば、今回の迷言も“飲み屋解説”の一環としか思わないのでしょうが…」(スポーツライター)
特定のプレイヤーにその情熱を入れ込むのは構わないが、解説家としての「ナイスゥ」な仕事ぶりにも大いに専念してもらいたいところ。ファンとしては、“ゆいちゃん”と松木氏の間にただならぬ関係性が存在しないことをただただ祈るばかりだろう。
(ジェイコヴ)