坂道を転げ落ちるように視聴率を下げ、爆死確実と言われる月9ドラマの「ラヴソング」(フジテレビ系)が、禁断の秘密兵器を投入するという噂がもちあがっている。それは人気アイドルのHKT48指原莉乃を登場させるというものだ。テレビ誌のライターが教えてくれた。
「5月18日放送の『指原カイワイズ』(フジテレビ系)に、ヒロインの藤原さくらがゲスト出演することがわかり、そこから噂が広がった形です。藤原の出演が番宣なのは明らかですが、24時25分スタートの番組では番宣効果は薄いはず。むしろここで二人の繋がりを作っておき、指原が『ラヴソング』に友情出演する下準備だと考えたほうが、しっくりくるという推測なのです」
その指原は昨夏の月9ドラマ『恋仲』の最終回に通行人役で登場し、大きく話題になった実績もある。もとよりソロで生歌を披露しており、劇中で歌うことにも障害はない。それゆえ『ラヴソング』に指原が歌うシーンを挟み込んでも、唐突感はさほど大きくないはずだ。そして、指原側にもドラマに出演するメリットがあるという。アイドル誌のライターが指摘する。
「6月18日に開催されるAKB48の第8回選抜総選挙では、指原に連覇の期待が掛かっています。そのためにはあらゆる手段で話題作りをしたいはずで、月9ドラマ出演は絶好の舞台となるでしょう。しかも、選抜総選挙は今年もフジテレビが生放送しますから、組み合わせとしても完璧。指原には断る理由がないですし、『ラヴソング』側もなりふり構っている場合ではないので、実現の可能性は大きいかもしれません」
どうせなら、連覇を果たした女王・指原のバックで藤原さくらがギターを生演奏し、弾き語りで指原が歌うといった演出まで攻めてほしいものだ。そこまで徹底してこそ、本来のフジテレビらしさが復活できるのではないだろうか。
(金田麻有)