7月29日に放送された向井理主演のテレビドラマ「神の舌を持つ男」(TBS系)の視聴率が5.3%だったことがわかった。この記録は開始以来、自己最低記録となる。
「初回6.4%を記録した『神の舌を持つ男』ですが、回を増すごとに視聴率は右肩下がりとなり、最新の第4話では5.3%まで落ち込みました。同ドラマは、劇場版を制作するとの噂もありますが、このままでは映画化の話が立ち消えになるばかりか、ドラマが早期打ち切りとなる可能性もあります」(テレビ誌記者)
そんななか、今回の第4話では1話~3話までは表示されていたテレビ用の台詞字幕が、なぜか表示されないという事態が発生。
これに対し、同時間の視聴者からは、「なんで今回だけ字幕がないの?」「台詞がうまく聞き取れないんだけど!」「本当に困る!」といった怒りの声が、ツイッターなどで溢れかえった。
字幕が表示されなかった原因は、低視聴率が関係している可能性があるという。
「TBSは今回の放送前、ドラマに登場する謎の人物の正体が広末涼子だと明かし、ニュースとなりました。この設定は放送当日のドラマでサプライズ的に明かしたかったことでしょうが、あまりに視聴率が低いため、事前に報道するという苦肉の策をとったのでしょう。さらに広末の登場シーンも、当初より前倒しになったとすれば、急な編集作業により、今回だけ字幕を付ける時間がなくなったという可能性があります」(前出・テレビ誌記者)
もし低視聴率によるドタバタがドラマに影響したとすれば、純粋に作品を楽しんでいる視聴者は気の毒というほかない。
(森嶋時生)