不貞騒動で休業していたベッキーが5月13日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)で芸能活動を再開した。平均視聴率は24%、瞬間最高視聴率は26.6%をマークし、注目度の高さを証明した形だ。
しかし、芸能ジャーナリストは「失敗だった」と言う。
「ベッキーが休業を明らかにした後、彼女がレギュラー出演していた各局は“降板”を否定し、復帰のタイミングを待っていました。通常なら、ベッキーが再度会見をし、その後で一斉に番組復帰でしょう。ところが今回は、TBSが抜け駆けしてしまった。しかも、すでに収録も済ませ、放送番組と放送日をFAXで他局に送り付けた。根回しも申し合わせもなく、です。ベッキーのレギュラー番組が3本ある日本テレビはカンカンですよ。もしかしたら、今回のことで日テレへの復帰は遠のいたかもしれません」
一方、ベッキーが放送終了後に更新したブログには「お帰りなさい」「待ってたよ」「これからも応援します」などの温かいコメントが多数寄せられているが、復帰を報じたネットニュースのコメント欄は「もう出てこないでいい」「声すら耳障りだ!」などの厳しい意見が大半を占めた。
こうした視聴者の反応も含めて、今後「金スマ」以外の番組がベッキーの処遇をどうするのか、注目されている。
(李井杏子)