5月23日発売の「週刊女性」で、現在活動休止状態にある女優の能年玲奈が、6月に所属事務所との契約が満了し、更新しなければ事実上の芸能界引退となるのではと報じた。
NHKの朝ドラ「あまちゃん」で一躍人気女優となった能年だが、その後女性演出家に心酔。その人物を取締役とした個人事務所を立ち上げ、所属事務所との話し合いにも応じないという強硬手段に出た。そのため、事実上の活動休止状態が長く続いたが、6月には契約が満了。晴れて自由の身になる。しかし、そう簡単に望み通りにはいかないようだ。
「現在の事務所は、いつか目が覚めてくれると信じて仕事をしない能年を根気強く説得しようとしてきましたが、本当に契約更新をしないなら容赦はしないでしょう。個人事務所設立による契約違反ほか、法的措置も考えていると聞きます」(週刊誌記者)
また、「週刊女性」には能年が仕事をしない間も、事務所は能年に給料を支払っていたことも書かれている。
「契約満了以降、前事務所の圧力で仕事がないくらいなら、今でも懇意にしている小泉今日子や渡辺えり、脚本を書いた宮藤官九郎など『あまちゃん』仲間の尽力で舞台に立つことなどはできるでしょう。しかし、例えば多額の賠償金という話になってくると、さすがに周りもいかんともしがたい」(芸能事務所関係者)
あの純粋で透き通るような演技を再び見られる日は来るのか。