「あまちゃん」で主人公を演じ一躍脚光を浴びた能年玲奈(21)が、その後も着々とキャリアアップを果たしている。
今年8月に公開された映画「ホットロード」(松竹)も興行収入20億円を突破し、昨今の映画不況下で予想を超える大健闘となった。
さらに、12月には「ホットロード」と同じく人気少女漫画を原作にした「海月姫」(アスミック・エース)の主演を務めることも決定しているのだ。
「所属事務所は、先輩の“ガッキー”こと新垣結衣に続いて、昨今では珍しい、ドラマだけではなく映画でも堂々と主役を張れる若手清純派女優として育てようと考えているようです。今回主演する『海月姫』も、『ホットロード』と同様に原作漫画も高い評価を受けている作品で、ヒットは鉄板と言われていますしね。ヘタなドラマに主演させてミソをつけるよりも、出演する作品も吟味して、大事に育てていこうという意識の表れでしょう」(芸能レポーター)
まさに本格女優として“英才教育”を受けている能年だが、その一方で現場の芸能マスコミの間では意外な愛称で呼ばれているとか。
「能年さんは我々の間では“猫娘”って呼ばれているんですよ。猫娘というと、容姿が猫みたいにカワイイからだと想像されるかもしれません。確かにパッチリした瞳は猫っぽくもありますが、実はそうではなくて、その由来はスタイルにあるんです。能年さんは新垣さんや栗山千明さん、川口春奈さんらを輩出したファッション誌『ニコラ』のモデル出身として知られていますが、元モデルのわりには極度の猫背なんです。シャイな性格ゆえか、よく首を前に出した前傾姿勢で恥ずかしそうにしているんですよ。まあ、過度に胸を張って、堂々と振る舞うことで“女優オーラ”や“イイ女オーラ”を放っている人が多い中、そういった“猫スタイル”が自然体で、愛嬌もあって、いいんですよね(笑)」(芸能記者)
はたして、能年が“猫娘”を卒業して、周囲の期待に違わぬ大女優の貫録を身につける日は来るのか!?