久しぶりに高視聴率ドラマが次々誕生したテレビ業界。早くも「二匹目のどじょう」よろしく、大人気ドラマの続編が作られることになりそうだという。
「TBSが秋の放送に向けて『半沢直樹』のパート2を画策している。ただ、問題は主演の堺雅人(40)の多忙なスケジュール。仮に押さえられない場合には、片岡愛之助(41)が演じた黒崎検査官をメインにしたスピンオフの番組も計画されている」(TBS関係者)
一方、元夫婦がそろって芸能界入りを果たしたビッグダディの周辺も相変わらず騒がしい。
「元妻の美奈子はテレビ界からはすっかりフェイドアウトしかけていますが、女子プロ団体が熱視線を送っていてデビューは確実です」(テレビ誌記者)
また社会現象にもなったドラマ「あまちゃん」の出演者たちもますます飛躍の年になりそうだ。
「主役の能年玲奈(20)は映画『ホットロード』のあとは、歌手デビューが決定的。しかもあまちゃんの楽曲を作った大友良英氏が提供するといいます。本人は、もともと大のバンドマニアなので、大友氏がふだんライブで演奏しているようなノイズや現代音楽に挑戦する可能性も大いにあります」(音楽関係者)
AKB48に猛追するSKE48は、レコード売り上げで逆転する公算が高いという。
「主力組が次々離脱したAKBに対し、熱心なファンが多いSKEは、ここにきてW松井をはじめとして個性的なキャラクターがそれぞれファンを獲得。AKBがブレイクした時を彷彿とさせますね」(音楽ライター)
スキャンダルで報道番組を降板したみのもんた(68)も大復活しそうだ。
「テレビでは、本音全開の過激なトークが規制されるので、みのさんは今後はスポンサーの存在を気にしないネット放送に活路を見いだすことになる。課金で番組を放送すれば、もともとファンが多いだけに、年間のテレビの出演料5億円は軽く超えると周囲も見ています」(放送記者)
さらに、テレビで見ない日はないほどの露出度だった嵐は、名実ともに「電波ジャック」することになりそうだ。
「実は、桜井翔(31)の父親は総務省のキャリア官僚で、今年の春の人事で次期事務次官間違いなしと言われています。総務省といえば、テレビ電波の許認可権を握るだけに、ますますジャニーズの扱いは丁重にせざるをえないでしょうね(笑)」(政治部記者)
まさに人気と権力を味方につけた嵐の天下は、まだまだ続きそうだ。