2017年冬に公開される映画「鋼の錬金術師」(通称・ハガレン)の主要キャストが解禁された。ディーン・フジオカの起用に驚きと称賛の声があがるなか、原作マンガファンの間では、女性陣2人の配役で議論が沸き起こっているという。マンガに詳しいライターはこう語る。
「それはリザ役の蓮佛美沙子と、マリア役の夏菜です。リザは長い髪を後ろでまとめており、マリアはショートカットなので、髪型的には正解。ところがリザはスタイルが良く、『リザ=胸が目立つ』というイメージのファンも多いので、肉感的な夏菜を充てるべきという声も大きいのです。ただしリザは射撃の名手でもあり、その雰囲気には蓮佛のほうが合っているという声もあるなど、実に悩ましいところですね」
そんな議論に加えて、金髪美少女のウィンリィを演じる本田翼は適役との声も大きい。ウィンリィの長髪お下げに対して本田はショートボブという違いはあるものの、本田のウィッグ姿が楽しめるかもという期待感を呼んでいるようだ。このように女性陣の配役で好意的な声が多い理由を映画ライターが耳打ちする。
「興行成績がお寒い限りの『テラフォーマーズ』よりはるかにマシということです。同作品の女性キャストには、終わった感あふれる篠田麻里子をはじめ、そもそも男性人気の低い武井咲、共に35歳で既婚の小池栄子と菊地凛子など、男性ファンを取りこめる女優が見当たりません。それに対して『ハガレン』では可愛さ満点の本田をはじめ、期待が持てるというわけです」
本田の可愛らしさに癒されるか、夏菜の揺れる胸に目を奪われるか、それとも蓮佛の凛とした視線にぞくっとするか。いずれにせよ「ハガレン」では、「テラフォーマーズ」で味わった寒さは感じずに済みそうだ。
(金田麻有)