6月1日、3月末で「報道ステーション」(テレビ朝日)を卒業した古館伊知郎がトークライブ「微妙な果実~トーキングフルーツ」を行った。
1988年から「トーキングブルース」という、ライフワークともいえるトークライブを行ってきた古舘。「報道ステーション」を始める03年までは毎年開催していたが、その後は間を空けた14年に1度行ったのみ。「報道ステーション」卒業後の、人前でしゃべらなかった時間を埋めるべく、舌も滑らかに思いのたけをぶちまけた。
「休養中についてもトークが展開されましたが、フィリピンに3週間一人旅したことを『家族旅行なんかしない。舛添さんじゃないんだから』と疑惑の渦中にある都知事を揶揄するなど、古舘節も健在でした。『のんびり、ゆっくりしたい』と休んだものの、基本的に『静かに休む』ことには向いていないんでしょうね。『しゃべりたくてしゃべりたくてたまらない。まだまだ働ける』と吠えていました」(芸能ライター)
「報道ステーション」の最後の挨拶で「死んでまた再生します」と言葉を残した古舘。さっそく披露した“再生古舘”は、今後テレビが活気を取り戻すのではという期待を抱かせるのに十分な予行演習だったようだ。
(伊藤その子)