今クールの連ドラで、恋愛に不器用な社長の役を演じている嵐の大野智が、また新たな挑戦だ。来夏公開の映画「忍びの国」で、今度は初の時代劇と忍者役を演じることになったのだ。
「11年に『映画 怪物くん』でタッグを組んだ中村義洋監督からの指名です。極力、CGもスタントも使わず撮影するというハードな映画作りをする予定だそうです。大野も『(現在の恋愛ものとは)役柄はまったく違いますが、新しい自分を出せるようチャレンジしてみます』とコメント。7月のクランクインに向けて小刀の殺陣や身のこなしを特訓中だといいます」(週刊誌記者)
5月31日、テレビでのインタビューでは映画のオファーについて「え? 俺? って思いましたね」「無理はしたくないですね。ただ、いい作品にはしたい」「そんなにハードルを上げたくない」とマイペースなコメントを繰り出した大野。この大役、大丈夫だろうか?
「大野演じる伊賀忍者・無門は、普段は怠け者ですが伊賀一の腕を誇るという設定です。いい意味でいつも自然体の大野そのままというイメージのキャラではないでしょうか。中村監督も大野の起用理由を『役に入った時の得体の知れなさが無門役にぴったり』と説明していましたから、無理はしなくても飄々と仕事をこなす大野らしさを生かした役作りができれば、ハマリ役になると思いますよ」(映画制作会社関係者)
次々と新境地を開いていく大野の演技。来夏が今から楽しみだ。
(伊藤その子)