一方、東京・新宿歌舞伎町のディープな一角にある中華料理店「J」。
「舛添サン、昔からウチの店に何回も来てるヨ!」
と教えてくれたのは同店の中国人店員だが、実はここ、ただの飲食店ではない。いわゆる「連れ出し系」のスポットで店員とホステスが「ぜひ、お店に来て」と勧誘する「出張営業」にやって来るのだ。
午前1時を過ぎたあたりからホステスの出入りが激しくなり、近隣の夜の店まで男性客を連れて行く。そこで客は酒を飲みながら気に入ったホステスを選び、ラブホテルへ‥‥という流れになるのだ。さながら「J」は「売春酒場」といったテイである。「J」に行ったことがあるという舛添を知るジャーナリストは、
「さすがに都知事になってからは来ていないと思いますが、『J』は舛添氏御用達の店として有名です。頻繁に入り浸っている中国人客も店で舛添氏と会って話をした、と自慢していました」
実はこの界隈には他にも「S」という、同じく連れ出し営業ホステスが出没する店があり、舛添氏はここも訪れていたという。「J」や「S」で業活動を展開するのは複数の連れ出しキャバクラだというが、
「時間無制限で5000円ポッキリ、さらに1万5000円とホテル代をプラスすれば本番ができます」(前出・ジャーナリスト)
あらぬ疑いを持たれかねない、舛添氏の“好奇心”旺盛な素行の数々。実は舛添氏は他人のカネで乱痴気騒ぎも繰り広げていた。
「彼が新党改革代表だった3年前、赤坂の韓国クラブで大はしゃぎしているのを見かけましたよ」
と語るのは、50代の貿易会社社長である。
このクラブは客単価が10万円を軽く超える高級店で、舛添氏は支援者と見られる中年男性4、5人と来店していたという。
貿易会社社長が、目撃談を続けて明かす。
「とにかくにぎやかな飲み方をしている集まりでしたね。舛添さんは大して飲んでいなかったようですが、ノリノリで支援者の人たちと韓国人ホステスに自慢話をしていました。途中からホステスの太腿をさすったり胸元をのぞいたりと、エスカレートしていきましたね」
乱痴気騒ぎを繰り広げたあげく、舛添氏一行はそれぞれホステスを伴い退店。
「あそこは“お持ち帰り”できる店だと聞いています。店の支払いは支援者の一人がしていましたよ」(前出・貿易会社社長)