12月6・7日に念願の東京ドーム2dayを開催予定であったりと、すさまじい勢いで快進撃を続ける日向坂46。
コロナ禍の影響もあって、開催できるかは何とも難しいところだが、もしライブが実現すれば、けやき坂46名義で本格始動から4年7カ月、日向坂46に改名後からはわずか1年10カ月で東京ドーム公演となる。
人気が右肩上がりなグループだが、「ハッピーオーラ」をグループのコンセプトにしていることもあって、明るく力強いパフォーマンスが観る人を幸せにするというパワーがあったり、バラエティ番組にひたむきに取り組む姿がファンを魅了したりなど、その人気の要因はいくつか挙げられる。
ただ、その人気の秘密は必ずしもファンに見えるものばかりではないようだ。
10月2日から4日に開催されたアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン2020」のスタッフで、06年から15年まで活動したアイドルグループ・アイドリング!!!の冠番組でたびたび出演していた名物ディレクター・森洋介氏が5日に更新したツイッターの投稿に興味深いものがあった。
以下がその投稿内容だ。
〈TIF終わったありがとうございました ももクロもZOCも見れなかったがしょうがない あとこれメモだが日向坂46のステージへの移動が縦一列でこりゃ売れるわと思いました〉
同フェスには日向坂も出演していたわけだが、森氏は日向坂のメンバーがステージへの移動の際、メンバーが縦一列に並んで移動していたことに感心していたようだ。
「当然、ステージに上がる際は一列で上がっていくものでしょうから、おそらく楽屋からステージに向かうまでの移動でキレイに一列に並んでいたということを言いたいのでしょう。やはりメンバーが横に広がっているすると見映えも悪いでしょうから、縦一列だと統率が取れているように見えますからね」(アイドル誌ライター)
今まで多くのアイドルを見てきたアイドルフェスのスタッフに日向坂が褒められていたことを知った日向坂ファンから「さすが我らが日向ちゃん」「日向坂はスタッフ受けもいいよね」「日向坂はファンから見えないところでもぬかりないな」など、絶賛する声が上がっている。
「改名後は飛ぶ鳥を落とす勢いで大ブレイクした日向坂ですが、けやき坂時代はどうしても欅坂46(当時)の2軍グループ的存在というイメージも強く、1カ月間、仕事が1つもない時期もあったりと苦い思いを経験しています。縦一列に限らず、現場入り時のスタッフへのお辞儀が丁寧なことでも知られていますし、苦労人だからこそ、うぬぼれることなく、アイドルができる喜びを噛みしめて、仕事と向き合っているという印象を受けます。もちろん、そういった部分は現場の人間もしっかり見ていますし、舞台裏でも礼儀がしっかりなっているアイドルと一緒に仕事をしたいという気持ちはありますからね」(アイドル誌ライター)
最近はグループの冠番組以外の外部のバラエティ番組への出演も目立っている日向坂だが、まだまだメディア出演は増えていきそうだ。
(石田安竹)