6月15日(現地時間)、マーリンズのイチローが日米通算4257安打を達成し、ピート・ローズの大リーグ最多安打記録4256安打を超える快挙を成し遂げた。これには世界中から賞賛の声があがっており、普段厳しい意見で「喝ッ!」を連発する張本勲氏もイチローを絶賛。祝福のメッセージを寄せている。
張本氏は報道陣に対して「スゴイの一言。大あっぱれだ。868本塁打の王とイチロー、世界記録が2人も日本から出ている。アメリカに『どうだ!』という気持ちだ」と語り、イチローを持ち上げた。続けて「中距離打者では私が一番だと思ったがイチローにはかなわない。こんな選手は向こう100年は出てこないでしょう」と褒め称えた。ところが、これが本心ではなく、本当は下に見ているのではないかと勘ぐる人たちが出ている。
「イチローは1000年に1人の逸材。張本氏の『100年』は少なすぎるというわけです。張本氏は心の中ではイチローをたいした選手ではないと考えていて、自分のほうがすごいと思っているため、100年という短い期間になったのでないかというわけです」(週刊誌記者)
張本氏は昨年、イチローがピッチャーを務めたことに対して“喝ッ!”を出し、「バラエティーじゃないんだから。お金を払っているお客さんにも他の投手にも失礼」と批判したこともある。本心ではイチローを認めていないというのもあながち間違いではないのかもしれない。