9月6日、「黒フェス2016~白黒歌合戦~」という一風変わったタイトルの音楽フェスが開催される。言い出しっぺはガングロを売りに昨年、歌手生活45周年を迎えた松崎しげるだ。9月6日(クロの日)を「松崎しげるの日」として申請。日本記念日協会に正式に認定されたことから、同日、「黒フェス~白黒歌合戦~」を行ったところ、最初で最後の予定が6000人の観客を動員。本人も驚くほどの盛況で、めでたく第2回目が開催されることとなったのだ。
「松崎はいかにもチャラそうな遊び人に見えるが、日大芸術学部卒のインテリで、卒論はショパンという理論派。“歌手を育てるのは観客の拍手”が持論で、コンサート活動に力を入れてきた。芸歴が長いうえに交友関係も幅広く、付き合う層もさまざま。歌手仲間を引き連れ銀座で豪遊するなど金の使い方もきれいです。ヒット曲『愛のメモリー』の一発屋歌手と見るムキも多いが、それだけで生き残れるほど甘い世界ではない。松崎のためなら、と何かあればはせ参じるという芸能人は少なくない」(音楽ライター)
フェスにはももいろクローバーZが2年連続で参加するほか、奥田民生、中川翔子、クリス・ハート、May J.ら豪華アーティストが参加を表明している。
「昨年は千葉・幕張メッセで7時間超の長丁場。長年の友人である西田敏行をはじめ、15組が参加した。清水ミチコやコロッケが物まねで笑わせたかと思うと、大橋純子やゴスペラーズなどの正統派や、スターダスト☆レビューや葉加瀬太郎、西村由紀江らがしゃれた音楽を聞かせるなど盛りだくさん。飲食ブースには、食通で知られる松崎が一押しする洋食、イタリアン、ラーメン、スイーツなどが出店、大いににぎわっていました」(スポーツ紙記者)
今年は都心の豊洲PITで開かれる。アクセス抜群なことから、前回超えの動員を早くも期待されている。23歳年下の3番目の妻といまだラブラブな松崎。末娘が成人するまであと11年。松崎のハッスルは続く。
(塩勢知央)