お笑いコンビ・メイプル超合金の安藤なつが、以前の相方から怖がられていたことが発覚した。これは6月21日放送の「中居正広のミになる図書館」(テレビ朝日系)にて、前コンビ「ぷち観音」の相方だった松原陽子が明かしたもの。松原はぷち観音を解散したきっかけとして、安藤による束縛が激しすぎたと告白。しかし安藤が「尋常じゃないくらい怖かった」ために当時は口に出せなかったという。
その松原に対してネットでは「こんな可愛い人と組んでたの?」「ニュースキャスターみたい」といった声が続出。現在もサンミュージック所属タレントとしてレポーターなどの仕事をこなす彼女が、安藤とコンビだったことに驚く人も多かったようだ。その松原についてお笑いに詳しいライターはこう語る。
「松原は『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)に11期生として出演し、その後は東京シティ競馬中継の女性キャスターユニット『BAッキュン!』でも活躍していました。それゆえ2009年にぷち観音を結成した時には競馬ファンが驚いたものです。ただ本人はもともとお笑い志望で、吉本興業の大阪NSCにも通っていたほど。事務所入りして5年経ったころに、かつての夢が忘れられず、安藤とコンビ結成に至ったというわけです」
ぷち観音では松原の整ったルックスも安藤の異形ぶりを際立たせるツールとなってしまい、美人芸人として注目されることは少なかった。得意なはずのトークもキャスターっぽさが目立ってしまい、お笑いのテンポには合わないという副作用も。そんな松原について前出のお笑いライターはこう指摘する。
「本人は至って真面目な性格で、ちょっとタガが外れているくらいじゃないと務まらない芸人には向いてなかったようですね。その意味では安藤も、自分よりトンデモキャラのカズレーザーと出会って、メイプル超合金を組めたことはラッキーだったはずです」
美人と組むより金髪の変人キャラと組んだほうが成功する。現在の安藤からはお笑いの深さを感じずにはいられないことだろう。
(金田麻有)