タレントで元テニスプレイヤーの松岡修造が、これまで誰も公にしなかった五輪選手村の環境を暴露して話題となっている。
6月28日に行われた寝具メーカーのPRイベントに参加した松岡は、選手村の環境を聞かれると、「選手にとって選手村ほど環境が悪い所はない」と暴露。さらに、「集中できず部屋も狭い。相当つらい所」と続けた。
「選手村の宿舎が快適ではないことは、選手であれば誰でも知っています。多くの選手を受け入れるために部屋数を多くしなければならず、そのせいで各部屋はとても狭くなっています。しかも内装はとても安っぽい。松岡はソウル、バルセロナ、アトランタ五輪に出場していますが、どこも似たようなものでしょう。ただそれを公にするのはなかばタブー視されてきました」(スポーツ紙記者)
水泳の北島康介は北京五輪の際、選手村の食事についてわざわざ「今までで一番おいしい」とコメントしている。金メダリストの北島ですら運営サイドに気を使ってきたのだ。それなのに松岡はあっさりとバラしてしまったわけだ。
「今回の発言は寝具をPRしようとして口が滑ってしまったのかと思ったのですが、その後も『(選手村を)どれだけ自分のホテルや宿舎のようにするかが大事』と選手村を批判するような発言をしていました。天然といったらいいのか、はたまた熱血といったらいいのか(笑)。松岡のキャラクターのせいなのか、まったく問題になっていないのはさすがです」(週刊誌記者)
松岡がリオ五輪でどんなボケをかましてくれるのか、楽しみやら恐ろしいやら‥‥。