リオ五輪での大奮闘で、日本中を感動の渦に巻き込んだ卓球日本代表。水谷隼の日本初となる個人メダル獲得を皮切りに、女子団体、男子団体とメダルラッシュ。中でも福原愛・石川佳純・伊藤美誠による女子団体が銅メダルを獲得し、福原が涙を流したシーンには日本中がもらい泣きした。
卓球日本代表の活躍により、「今後、テレビでも卓球を扱う番組が激増しますよ」と断言するのは、在京キー局のディレクターだ。
「とにかくお金がかからなくていい。台とラケットと球を用意するだけですし、メダリストのギャラもそれほど高額にはなりません。これから当面、卓球が上手い芸能人は確実に仕事が増えるでしょう」
そう語るこのディレクターに、局内で共有しているという「卓球芸能人リスト」を教えてもらうと、
「筆頭はフリーアナウンサーの福澤朗ですね。『福澤朗のジャストミート卓球部』という会員制サークルの代表を務めているぐらいで、実力も折り紙つき。同じく実力者の猫ひろしとは、テレビでもたびたび熱戦を繰り広げ、再戦が期待されています」
猫以外にも、お笑い界には多くの実力者がいるという。ディレクターがさらに続ける。
「とにかく強いのが三遊亭小遊三師匠ですね。彼は『世界ベテラン卓球選手権』でも活躍しているぐらいです。ほかにも、パックンマックンのパックン、アリtoキリギリスの石井正則、ザ・ギースの高佐一慈ら、お笑い界は卓球芸能人の宝庫ですね。ボビー・オロゴンも結構うまいようですよ」
日本卓球界にとって願ってもない卓球ブーム。今後、卓球芸能人をテレビで見る機会も増えそうだ。
(白川健一)