爆笑問題の太田光が切り開き、ダウンタウンの松本人志がそれに続いた「お笑いタレントのご意見番化」。どうやらナインティナインの岡村隆史もそれに続きたいようだ。だが、その思惑とは裏腹に岡村の「ご意見」はお茶の間にはまったく受け入れられていない。
サッカーの長友佑都と平愛梨の交際について、「平が潔癖症だからうまくいかない」と発言して炎上。あわてて謝罪するハメになったのは記憶に新しい。ほかにも、舛添要一氏が都知事を辞職した際には「人間なんて叩いたらホコリが出る。完璧な人間なんていてへん。そんなことでいちいち辞めさせたらえらいこと」と擁護して批判を浴びた。
そして、今回の高知東生容疑者の逮捕については、「芸能界にはまだまだおるで。芸能界が薬物汚染みたいになってるって思われるのはすごい嫌や」とラジオで薬物検査の必要性を訴えたが、これにも批判が寄せられてしまった。
「芸能界の薬物汚染など以前から言われていること。ご意見番を目指すなら、もっと気の利いたことを言えないとダメでしょう。松本や太田の意見はしっかりと笑える点を盛り込んで意見しますが、岡村にはそれがないため、お笑いのご意見番としては失格だと酷評されています」(マスコミ関係者)
ご意見番を目指すよりも、視聴率低下が囁かれる冠番組の立て直しに専念したほうがよさそうだ。