佐々木希のデビュー10周年を記念した写真集「かくしごと」が過激だと話題だ。「彼との2泊3日の旅行」をテーマに湯船につかって胸元まで露わにしていたり、ベッドの上でシーツにくるまるなど、プライベート感あふれる際どいカットが満載。10周年とは言えその大胆さには驚くばかりだが、そんな佐々木の現状について芸能ライターはこう指摘する。
「最近の佐々木はメディア出演が大幅に減っています。地上波ドラマのレギュラー出演は2014年の『黒服物語』(テレビ朝日)が最後で、最近は1話だけのゲスト出演でなんとか存在感を維持している状況です。映画出演はそこそこあるものの、話題作への出演はほとんどないのが現実。CMでは長年登板していた『Fit’s』が広瀬すずに世代交代してしまい、最近は『ホットペッパービューティー』のCMでやたらと髪を切りたがっている人というイメージが強いですね」
モデルとしても東京ガールズコレクションなど大型ファッションショーへの出演はとうに途絶えており、どの方面でもいまいちパッとしない現状のようだ。この状況では写真集で少々冒険してでも存在感を発揮したいと考えるのは無理もないが、その狙いは当たるのか。芸能ライターが続ける。
「いまの演技力では今後、映画やドラマで主役級のオファーを期待するのは厳しいでしょう。モデルとしてもアラサーの28歳となり、ママモデルなどにジョブチェンジしない限り、かつてのカリスマ的ポジションに復活するのは厳しいのが現実。それゆえ今回の写真集にて、これまで見せなかったような艶っぽい演技もできることをアピールしたいのかもしれません。ファンとしてもぜひその方面を開花してもらいたいことでしょう」
2013年の映画では大人な店の従業員役として客に体を触らせる演技にも挑戦していたが、ほとんど話題にならなかった佐々木。今後はぜひ、写真集で見せたバスタイムシーンの続きも見せてもらいたいものだ。
(金田麻有)