7月22日に日本でも配信がスタートするや、全国各地に“ポケモンマスター”が大量出没など、すでに社会現象となりつつあるゲームアプリ「ポケモンGO」。
AKB48メンバーや劇団ひとり、ロンドンブーツ1号2号の田村淳など、あげればキリがないぐらいほどハマっている芸能人も多い。
そんな中、「ポケモンGO」を痛烈に否定したのが漫画家のやくみつるだ。
やくは25日放送の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)でこの話題になると、「こんなの愚かでしかない。こんなことに打ち興じてる人って、心の底から侮蔑します」と険しい表情でプレイヤー批判を展開。続けて、「現実は面白いことで満ち溢れている。路端の植え込みや、そこにいる虫に興味を示せばいい」と、持論をぶつけた。
興味がないことは自由だが、「侮辱します」という発言も出ているだけに、当然、今まさに「ポケモンGO」に熱中している人としてはこの発言を聞いていい気がするわけがない。そのため、アプリユーザーからはこの発言についての批判が多く上がっている。
「元々、やく氏はモバイルゲームなどに否定的な立場。ですから、今回の『ポケモンGO』フィーバーに苦言を呈したことには驚きません。しかしユーザーにしてみれば、どんなことに熱中していようが他人にとやかく言われる筋合いはない。中には、やくの趣味が著名人のたばこの吸い殻や使用済みストロー集めということを引き合いに出し、『他人の使用済みストローや吸い殻集めている人間にはあんま言われたくないだろ』とのツイートもあり、それには約2500件のいいね!が集まりました」(週刊誌記者)
教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏はゲームもしっかりプレイしたうえで、プレイに際しての危険性や不都合を挙げていたが、やくのように頭ごなしに否定するやり方は賛否が出て当然か。ポケモン愛好家たちを敵に回してしまっただけに、今後はバトルに展開する可能性もありそうだ。
(本多ヒロシ)