4年前に不貞騒動を起こし、1年以上休業していた矢口真里。復帰したもののスキャンダルの代償は大きく、人気絶頂期の頃に比べるとギャラ単価が激減しているという。
「CMのギャラ相場も不貞騒動以前の5分の1まで下がっているといいます。昨年復帰に向けて、女性向けエステの広告キャラクターに登場しましたが、残念ながら途中降板。今年に入っても、せっかく決まったカップ麺のCMも、放送休止に追い込まれました。このCMに関しては、矢口起用に対してクレームが殺到したことが休止の原因だと言われています」(イベント関係者)
やはりいまだイメージダウンは拭えないらしく、大きな仕事はなかなかうまくいかないのが現状のようだ。しかし、そんな彼女に地方や企業からのオファーが続々と舞い込んできているという。
「事務所関係者によると、矢口の仕事量は全盛期の7割ぐらいまで戻ってきているといいます。落ち目のタレントにありがちなパチンコやゲームなどのオファーだけでなく、地方のイベントなどでも活躍しています。7月21日には東京・表参道で行われた佐賀県のイベント『GATA-BAR from SAGA』に出席。同席した佐賀県知事の山口祥義氏から不貞騒動についていじられるも、得意のトークでその場を和ませていました」(女性誌記者)
「GATA-BAR from SAGA」は、地方創生プロジェクトの一環で行われたもの。そのオープニングイベントのゲストになぜ不貞でイメージダウンした矢口がオファーされたのだろうか。
「ギャラが安く仕事を選ばない矢口は、小さな企業や地方自治体にとって使いやすいタレントなのです。佐賀県のイベントでも泥のプールに浸かり泥まみれになったり、他にもパンストを頭から被って相撲を取るなど“ヨゴレ仕事”も進んでやっています。不貞騒動のイメージはいまだ拭えないのですが、彼女なら知名度もあるし、なんだかんだ注目されることで宣伝効果も見込める。そこに目を付けたのでしょう。事務所サイドも意外な展開に驚きを隠せないようです」(前出・女性誌記者)
ヨゴレ仕事もひるまずにこなす矢口。自分の置かれている状況を理解して腹を括ったことで、徐々にだが確実にいい方向に前進しているようだ。