不倫騒動で休業する直前の矢口は、テレビのレギュラー3本、CM1本、雑誌連載が1本という売れっ子だった。
「バラエティ番組でのリアクションのよさは『ワイプ芸人』と呼ばれるほどで、テレビ局に欠かせない存在。また所属の『アップフロントプロモーション』(現在は系列のアップフロントクリエイトに在籍)にとっても稼ぎ頭で、矢口の復帰は急務だったんです。矢口自身も『何でもやりますッ!』と売り込んでおり、矢口のスタッフが民放各局と接触して話し合いを進めているようです」(プロダクション幹部)
復帰ということになれば、騒動についての謝罪や釈明の必要があり、そのタイミングや方法も重要なテーマとなってくる。
また、騒動時から消えない「世間の反発」とも対峙しなければならない。
「特に主婦層のブーイングは避けられない。ただの不倫ではなくて、夫のいぬ間に自宅に男を連れ込んでセックスしていたことは、生々しい“記憶”ですから」(女性誌記者)
休業前にレギュラーだった「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)のような主婦層向けの番組は除外されそう。となれば「みそぎ」の一番手となる番組は、やはり「めちゃイケ」に落ち着きそうだ。
「かつて、田代まさしが盗撮事件から一時的に復帰した際に、真っ先にゲストとして呼んだのが『めちゃイケ』でした。ただし、メンバー全員で取り囲んでカメラを向けるなど、盗撮をギャグの対象にしていた。矢口も涼しい顔でのゲスト出演とはいかず、不倫ギャグを受け入れられるかでしょう」(スポーツ紙記者)
そして気になるのは「その後」である。実は矢口には「金欠」という事情もある。自身の浮気が原因の離婚だったため、中村への「慰謝料」が生じ、さらには引っ越し代金や、無職の状態ゆえの浪費──、
「騒動前は1億円以上の貯金があったが、今では激減しているのは間違いない。最近、矢口の母親が飲食店でアルバイトを始めたそうですが、そのくらい困窮しているのでは」(女性誌記者)
そこで浮上するのが、冒頭で触れた「ヘアヌード写真集」における“みそぎ全裸”である。
「主婦層を相手にビジネスができないなら、男の客に特化するしかない。『オレは×××の覇王だ』とブログで豪語していた間男・梅田との不倫を思わせるヘア写真なら、ベストセラーは間違いなしでしょう」(写真集コーディネーター)
屈指の「ワイプ芸人」は、エロへのリアクションも得意なはずだ!