熱戦が続くリオ五輪。テレビ各局も現地入りし、日本選手の活躍を伝えている。リオには世界中のマスコミが集まってくるわけだが、そこではテレビ東京が大人気でフジテレビは驚くほどの不人気なのだという。
「それはピンバッチの話ですね。五輪やW杯などの世界的スポーツイベントの時、マスコミは自社のピンバッチを用意し他国のマスコミと交換する習わしがあります。リオでフジテレビはまったくの不人気だったそうです」(現地入りしたスポーツ紙記者)
テレ東のピンバッチが大人気だった理由はピカチュウがデザインされていたからで、「ポケモンGO」の大フィーバーもあって海外メディアがこぞって欲しがり、用意した2000個のピンバッチが瞬く間になくなった。
一方、フジのピンバッチといえば、ジャングルをイメージした模様にお馴染みの目玉マークと五輪が刻まれたシンプルなもの。ちなみに日本テレビはアンパンマン、テレビ朝日はドラえもんが描かれていてそれなりの人気を博したそうだ。
「フジはよく言えばシンプルなんですが、やはりキャラクターがないのは残念ですね。かといってちびまる子ちゃんやサザエさんでは、外国の人は食いついてこない。こんな所でもフジのイメージ戦略のまずさを露呈してしまいました」(前出・スポーツ紙記者)
ちなみにTBSのピンバッチは同社のマスコットキャラクターであるBooBo。デザインしたのは、東京五輪のエンブレムでパクリ騒動を引き起こした佐野研二郎。それを知っている日本人メディアの中ではひそかな話題となっているそうだ。よもや熱戦の裏でそんな騒動が起こっているとは‥‥。