5月31日の執行猶予付き有罪判決後、その動向がパタリと伝えられなくなった清原和博氏(48)。話題になったのは「過去に使用したこともあり、重大な事故を起こすおそれがある」として、東京都公安委員会が7月29日に180日間の運転免許停止処分を下したことぐらいだが、実はすでに東京を離れ、ひそかに入院生活を送っているようで‥‥。
在阪スポーツメディア関係者が語る。
「支援者が用意した都内の高級マンションを脱出し、故郷の大阪に戻っています。ただ、岸和田市内の実家と、(清原氏の)母親の入院先をマークしましたが、姿は見えません。別の病院に入っているようです」
以前から清原氏を支援する都内飲食店経営者I氏が現在も「清原再生計画」の下に支援を続け、定期的に大阪で会っているという。
「詳しい近況を知るのは、Iを含めた支援者数名だけです」(I氏の友人)
こうした支援者とともに、社会復帰を目指すべく、薬物治療を開始しているのかと思いきや、
「持病の糖尿病が重篤な状態で、まずこれを何とかしなければならない。入院はそのためです。薬物治療どころではなく、更生プログラムにはまったく着手できていません。しかも、収入がなく復帰のメドも見えないため、かなり悲観的になり、鬱状態に陥っているといいます。さきざきの薬物治療場所としては、長野県内の薬物治療施設の名前があがっているそうですが‥‥」(スポーツ紙デスク)
そんな失意の元番長に対し、「清原は俺に謝りにすら来れんのか」と咆哮を上げるのは、「清原を知りすぎた男」として、数々の薬物エピソードを暴露した元同僚、野村貴仁氏(47)である。6月12日、格闘技イベント「REAL」にゲスト出演し、リング内でトークショーを行っているが、
「今年12月にも開催する『REAL』で(野村氏が)総合格闘技デビューすることになりました」
と語るのは、「REAL」の山田重孝CEOである。
「元俳優の押尾学氏(38)に対戦交渉を始めています。ブラジリアン柔術で体を鍛えているようなので、試合としてもおもしろいものになると思います。(両者は薬物使用で有罪となっているが)何より格闘技を通じ、お互いの社会復帰に貢献できればと考えております」
この「対戦相手」に野村氏は意気込み十分で、
「立ち技で倒しますよ。押尾のセンスはわからんけど、パワーは『速さの2乗』で決まる。パワーでは俺には勝てませんよ。すでに体力アップのトレーニングを始めて、身長も169センチから172センチに伸びたんや」
そういえば、清原氏にもたびたび、格闘家転向説が浮上したが、かつての同僚対決の可能性に話が及ぶと、
「清原氏へのオファーは現状ありえません。執行猶予の4年が終わるまでは考えられませんし、そうなると50歳を超えてしまい、身体能力上難しいので。今後を見据え、ボディビルで有名な大物お笑い芸人にもオファーを検討しています」(前出・山田CEO)
では、薬物治療が成功した際には、ぜひ週刊アサヒ芸能での「誌上対決」を。