国会初登院し、政治家としてスタートを切った元SPEEDの自民党・今井絵理子参議院議員(32)。交際中と報じられた「逮捕歴恋人」との気になる関係を、実母に直撃取材した!
参院選で開票9分の「スピード当確」を果たした今井議員について、政治評論家の浅川博忠氏が解説する。
「今井さんが所属する山東派は、第66代総理大臣を務めた三木武夫の流れをくむ名門派閥。大きくはないが、昔から出世の効率がいい派閥で知られています」
しかしながら当選直後、池上彰氏(65)が司会を務める選挙特番で、地元・沖縄の米軍基地問題について「立候補してから初めて考えるようになったと?」と問われると、「はい、そうですね」といった具合。8月1日の初登院時に沖縄問題をただされると、沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」の歌詞を引用して言及‥‥こんなありさまでは海千山千の猛者が住む永田町で生き抜くには、突っ込みどころ満載のようである。
今井議員の後見役である山東昭子参議院議員(74)に聞いた。
「私が紹介した防衛省や外務省の関係者から、基地問題についてレクチャーを受けています。他にも勉強会や先輩議員へのあいさつ回りなど熱心に活動していますよ」
もう一つ気になるのはプライベートだ。
今年2月には、沖縄時代の同級生が今井議員宅に足しげく通う「半同棲交際」が発覚。相手男性に児童福祉法違反での逮捕歴があることもあって注目を集めた。
議員になった今、恋人との関係に進展はあったのだろうか──6年前に購入したという、今井議員の自宅を直撃した。
東京郊外の閑静な住宅街に建つ一軒家のインターホンを押すと、同居している実母が取材に応えた。交際が継続しているかを尋ねたところ、こう答えた。
「はい、まだおつきあいしていますよ。最近は忙しくて、なかなか会えていないみたいですけど」
どうやら、「半同棲」は解消したようである。恋人の「スネの傷」を気にしているか、印象を聞いてみた。
「お相手の人はとってもいい人ですけど‥‥再婚はまだまだね。お仕事のこともありますしね」
どうも、入籍には否定的なもようだ。今井議員本人も、当選後、前出の山東議員にこう漏らしたという。
「やっぱり結婚も、2回目になると慎重にならざるをえない。(議員)バッジをつけたからには、今は政治の道に没頭します」
選挙で強力な集票力を持つことが明らかになった今井議員。だが、前出・浅川氏は今後の永田町での扱いをこう予想する。
「タレント議員の擁立は、選挙時の集票が目的。知名度の賞味期限が切れてしまうため、1期6年で交代するケースがほとんどです。建築業や運輸業といった票田になる業界と上手にコンタクトをとるなど、『使い捨て』にされない努力をしていく必要があるでしょう」
政治に力を入れすぎて、私生活が「使い捨て」とならなければいいが‥‥。