14日にSMAPが年内いっぱいのグループ解散を正式発表して以降、マスコミ各社は連日のように続報を伝え、世間はすっかり「SMAP解散ニュース」一色となってしまった。
これを苦々しい思いで見つめているのがリオ五輪関係者たちだ。
「解散のニュースが出るまで、テレビも新聞もリオ五輪一色だったのに、今ではSMAPばかり。五輪は2番目のニュースに追いやられてしまいました。関係者は4年後の東京五輪につなげるためにもメダルラッシュで沸く選手たちを大々的に報じてもらいたかったのにと、SMAPとジャニーズ事務所に対して怒り心頭です。せめて五輪が終わってから発表すべきだろうと声を荒げている人さえいます」(スポーツ紙デスク)
4年に1度の晴れ舞台を台無しにされた選手からも怒りの声が上がっているそうだが、それも当然だろう。特にTBSでリオ五輪キャスターを務めている中居正広には非難が集中しているという。
「東京五輪の開会式に誰が出演するのかいろいろと噂されてきました。EXILEという声やAKB48、ジャニーズ所属のタレントになるとも言われています。五輪のオープニングアクトを務めることになれば箔がつくので、水面下で激しい争いが繰り広げられています。ところが今回の失態でジャニーズはなくなったと断言する関係者も少なくない」(前出・スポーツ紙デスク)
SMAPの解散でジャニーズ事務所が受けたダメージは、予想外の方面にも波及する恐れがありそうだ。