日本中を駆け巡ったと言っても過言ではないSMAPの解散発表。5人のメンバーの中で、騒動以来“やり玉”に挙がっているのが木村拓哉だ。
解散発表のさなか、妻で歌手の工藤静香と2人の娘と一緒にハワイでバカンスを楽しんでいると伝えられた木村は“解散を高みの見物”とまで揶揄された。しかもハワイには、ジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長とその娘の藤島ジュリー景子副社長も滞在中とのことで“事務所幹部への道が約束”とも報じられたのだが‥‥。
この報道の真意を芸能ジャーナリストが語る。
「木村が事務所の幹部に? それはちょっと考えられません。幹部といえば、近藤真彦と東山紀之がいますし、もともとファミリー企業ですから外部の幹部はそんなにいらないでしょう。工藤はメリー氏やジュリー氏と確固たる信頼関係があると思っている人も多いようですが、それもチョット違う。どちらかといえば、ジャニーズ事務所としては、工藤を“警戒”しているんです。何しろ彼女は、表に出せない事務所の事情も知っていますからね」
また、木村が事務所の後輩から信頼を得ているのかといえば、「それもない」と話す。
「そもそも木村は後輩と接することがないんです。近藤や東山はひと声かければ、事務所の後輩は集まりますが、果たして木村の声掛けに応じる後輩がどれだけいるか疑問です」(前出・芸能ジャーナリスト)
メリー氏から元マネジャーI氏への「出て行け」発言から始まった今回の騒動。男性アイドルの王国として君臨してきたジャニーズ事務所だが、女によってその牙城が切り崩されようとしているのかもしれない。