1月18日、解散報道に対する会見生中継に臨んだSMAP。誰もが解散するか、しないかに興味津々だったが、いざフタを開けてみると、ジャニーズ事務所という花屋が、SMAPという“世界に一つだけの花”の所有者であることを誇示するための異様な内容だった。
「キムタクだけが明るく見えるモノトーン柄のネクタイだったのに対し、残る4人はいずれも黒っぽいもの。木村がセンターだったのに対し、リーダーである中居は向かって左端。コメントを述べるのも木村がトップバッターで、中居は4番手という中途半端さ。多くの芸能レポーターらは口をそろえて『ネクタイの色の違いなんて些末なこと』『立ち位置は会見によって違うもの』と説明しているが、この2つがメンバーの口からは語られなかった真実を表しています」
と語る芸能事務所関係者が続ける。
「これだけデリケートな会見において、衣装の差に意味がないことはあり得ない。事務所側は“白い”木村は守るが、他の“黒い”4人は守らないと宣言しているようなもの。衣装の最終決定は常にスタイリストではなく事務所側。今回は恐らく藤島ジュリー景子に決定権があった。立ち位置や話す順番にしても同じこと。今回の会見においてセンターが“上座”で左端は“下座”。木村を中心に据えた新生SMAPは、チーフマネージャーだったI女史が関与することなく、事務所のものになったということです」
人気者の悲哀が漂うばかりだ。