ダウンタウンの松本人志が、40歳で芸能界引退を宣言していたのを、みなさんご記憶にあるだろうか?
93年から丸2年間に渡り、「週刊朝日」でコラム連載された「オフオフ・ダウンタウン」の中で松本は、芸人としてのピークは40歳で、俳優や司会として芸能界にしがみついていたくはなく、引退すると記している。
このコラムは94年に「遺書」と題して単行本化され、200万部越えの大ベストセラーとなったことでも有名だ。しかし、気づけば松本も今年57歳を迎えており、2013年から放送されている情報・ワイドショー番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)では単独でコメンテーターも務めているのだが…。
ダウンタウンの2人とは小学生、中学生と同級生であり、「ワイドナショー」の構成も務める放送作家の高須光聖氏もそのことに触れ、カジサックに扮するキングコング・梶原雄太のYouTubeチャンネル〈カジサックKAJISAC〉、11月3日投稿〈【超神回】放送作家 高須さんが語るダウンタウンさんの凄さとは…〉に出演した際、こんな発言をしている。
「(ビート)たけしさんがいくら『オレらなんて』って言ってるけど、心の中では『イヤイヤ』って。みんな思ってると思う、まだまだやれるって…。一貫して言いますけど、これ松本人志のせいやで。やっぱあの男がずっとやってるから。『40歳になったら辞める』つったんじゃないの?って話やねんな」
番組の中で高須氏は「浜田も『何でこんなMCやらなアカンねん』って思ってる思うで」と浜田も松本に引きずられるようにMC業を続けているのではと苦笑交じりに語った。
同著「遺書」の中で、芸人に家族は不要と言っていた松本も今では立派に1児のパパである。「40歳引退」を問うたところで、どこ吹く風…といったところだろうか?
(ユーチューブライター・所ひで)