指原莉乃がAKBグループ内の上下関係について、今は口に出せないエピソードを将来的に公表することを匂わせた。9月13日放送の「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)では「友達ほぼゼロ女」と題して、ゲスト出演者が若いころの辛かった話を披露。そのうち話題はAKB48の上下関係に移ったが、ここで指原が意味深なコメントをしたというのだ。テレビ誌のライターが解説する。
「怖い先輩について聞かれた指原は『それは言えないです! いないです』とかぶりを振りつつ、とある先輩と私服が被ったエピソードを披露。初めて自分のお金で買ったハイブランドの靴を履いていったとき、同じような靴の先輩から『もっと似あうのあるっしょ』と嫌味を言われたことを明かしたのです。さらに指原は同様のエピソードはいっぱいあると語り、『10年後楽しみにしていてほしい』と不敵な笑みを見せていましたね」
指原は5期生として2008年3月に初舞台を踏んでおり、先輩は延べ69人にも及ぶ。いまや芸能人としての知名度や活躍ぶりではグループ随一の指原だが、芸能界では先輩後輩の関係が厳しいこともあり、先輩にイジめられた話もそうそう暴露できないのが現実だ。しかしAKB48を卒業した後であれば話も変わってくるというのである。アイドル誌のライターが指摘する。
「上下関係が根強い芸能界ですが、実際には人気のあるタレントは発言力も強いという風潮もあります。さすがに太田プロの先輩である前田敦子や大島優子に対しては指原も気を遣うでしょうけど、他事務所の先輩については卒業してしまえば上下関係をさほど気にしなくて済むでしょうね。まだ22歳の指原は“アイドルの限界”と言われる30歳まであと8年ありますし、『10年後』と口にしたのはわりと現実的な数字かもしれません」
30代になった指原の口からどんな先輩の名前が語られるのか。もっともせっかくのエピソードも10年後には「そんな人いたっけ?」となりかねないのが、芸能界の怖いところかもしれない。
(金田麻有)