有吉弘行、アンガールズ、風見しんご、奥田民生など広島出身の著名人はもちろん、谷原章介(神奈川出身)や、チュートリアル・徳井義実(京都出身)など、熱狂的な広島ファンは芸能界に意外に多い。
しかしその一方で、流行語にもなっている「カープ女子」に便乗するにわかファンも急増。その仕分けにファンもメディアも混乱している。
そんななか、「マジかよ!」と総攻撃をくらっているのが、タレントの浅田舞だ。
「なんと浅田は9月11日放送のスポーツ情報番組『スポーツLIFE HERO’S』(フジテレビ系)に生出演し、ファンと公言しているカープの新井貴浩内野手からメッセージをもらい号泣。しかし、浅田は中日ドラゴンズのお膝元である愛知県名古屋市出身ということもあり、妹の真央とそろって中日ファンということで知られていましたし、ナゴヤドームでの始球式にも呼ばれている。それが、いつの間にカープファンになったのか、世の野球ファン全員の目がおもわず点になってしまったようです」(エンタメ誌記者)
浅田のツイッターでは広島の連勝が続いた6月頃からカープ関連のツイートが目立っているため、そのあたりからカープ女子として認知されたようだが、複数メディアからは中日ファンとして紹介されていた浅田だけに、野球ファンからは「これって男を乗換えるのと同じパターンじゃん」「広島が弱くなったら今度はソフトバンクかな」「中日が弱いからしかたないけど、あえてカープ女子を名乗る必要があるの?」など、浅田の人間性にまで疑いの目が向けられている。
「贔屓の球団が連敗したら仕事も手につかないというような男性と違い、そこまでディープに1つの球団を応援し続ける野球好きの女性はまだまだ少ない。それでも、浅田の場合は13年に中日対楽天戦の始球式を務めたり、14年には中日の公式パフォーマンスチーム『チアドラゴンズ』に1日限定で加入、パフォーマンスを披露するなど関係性も深かっただけに、あえて広島への鞍替えを公にする必要はなかったと思います。中日の関係者はガッカリでしょう」(前出・エンタメ誌記者)
スポーツ紙などに「優勝おめでとうコメント」をしていたカープ女子を名乗るタレントの中にも「球場なんか行ったこともない」「野球よりサッカーのほうが好き」など、実は野球に興味を持っていないタレントも多く含まれているのが実情。それなら野球にも詳しく、テレビで号泣できる浅田のほうがマシなのかもしれない?
(田中康)