先週発売された週刊少年ジャンプで最終回を迎え、ついに40年の歴史に終止符を打った人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」通称・こち亀。
実写版ドラマで主人公の両津勘吉役を演じたSMAP香取慎吾が何も発言しなかったことが話題となったが、逆にとある有名人の出したコメントに批判が集まっているという。
「『おぼっちゃまくん』で一躍有名人となった人気漫画家・小林よしのりが、こち亀の作者、秋本治に対し、『わしがウサギで秋本がカメかと思っていた』『お互い頑張ろう』などと自身のブログでエールを送ったんです。しかし、これを見たネットユーザーが憤慨。『何で秋本先生に対して上から目線なの?』『同期でも漫画家としての格が違うのに』などとネット上に言いたい放題の書き込みが溢れました」(ネットライター)
この現象に、長年小林ファンである男性はこう反論する。
「若い世代に小林先生の代表作として知られている作品は『おぼっちゃまくん』ですが、それ以前は秋本氏と同じ週刊少年ジャンプで『東大一直線』という漫画を連載し、人気を博していました。対して、『こち亀』は連載当初は爆発的な人気作品ではなかったため、小林先生はウサギとカメに例えたんだと思いますよ」
一方、小林氏も今年の夏に「おぼっちゃまくん」が22年ぶりに復活するなど、話題はつきない。秋本氏に束の間の休みができたことで、新たな2人のコラボ作品を期待するファンも多いことだろう。
(佐藤ちひろ)