10月4日、慶應義塾大学が恒例の「ミス慶應コンテスト2016」の中止を決定した。
開催中止に至った原因は同コンテストを運営する慶應義塾広告学研究会が活動の一環で滞在していた宿泊先で懇親会を行い、その中で複数の未成年が飲酒したことが発覚したためだ。また、「ミスター慶應コンテスト」は別団体が運営しているため、今のところは通常通り開催予定とのこと。
ご存じ、「ミス慶應」には過去に元TBSの青木裕子、テレビ朝日の竹内由恵アナ、フジテレビの小澤陽子アナなどの名前がズラリと並び、将来女子アナを目指している美女にとっては「ドラフト」にも近いコンテスト。そのため、今回の中止報告にファイナリストたちは大ショック、同研究会の公式ホームページに掲載された彼女たちのコメントにも「涙が止まりません」などの書き込みが目立っていた。
しかしそんな彼女たちの思いを知ってか知らずか、大胆な発言をして注目を集めたのがフリーキャスターの小倉智昭だ。
「小倉は5日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)で『大学のミスコンなんかやめてもいいんじゃないかと僕は思いますけどね』と持論を展開。これにアシスタントを務める同局の梅津弥英子アナが『泣いちゃってるファイナリストもいますよ』とフォローを入れるも、小倉は『泣いててください』と容赦なしの一言をぶつけました」(週刊誌記者)
小倉と同じようにミスコン反対派の人も世間には多いためこの発言に賛同する声も聞かれたが、一方でミスコンを楽しみにしていた人たちからは批判が殺到。ネット上では「ちょっと言い方が酷すぎる」「あの部分だけじゃなく感性までズレてるのか!」など、批判的な声がこれでもかと上がっている。
人気ゲームアプリ「ポケモンGO」の騒動時も「だから何なの?」と冷めた反応をしたことでも叩かれた小倉。気持ちはわかるが、報道する立場の人間としてもう少し言葉を選ぶべきだと感じた人が多かったようだ。
(本多ヒロシ)