10月8日、お笑いコンビ、ピースの綾部祐二が会見を開き、活動拠点をニューヨークに移して俳優を目指すことを発表した。相方である又吉直樹が芥川賞作家となり、かねてより“格差”が話題になっていた2人。それが原因かどうかは定かではないが、綾部が出した結論は「ニューヨークで俳優になること」だった。
このニュースに噛み付いたのが坂上忍だ。
「当初、スタンダップコメディを磨くものと認識していた坂上は『すごいと素直に思いました』とコメントしていましたが、それが俳優志望とわかると豹変。10月13日放送の『バイキング』(フジテレビ系)では『ふざけるな!』と一喝していました。坂上は過去に綾部が出演した昼ドラを観て『芝居をバカにしてるのか』という感想を持ったことがあるとか。最後には『この勇気持てる人は無条件で応援したい』と締めくくりましたが、役者としてひと言言いたい気持ちになったのでしょう」(芸能ライター)
ネット上では、英語も話せず俳優を目指すという綾部に対して冷ややかな意見が多いが、それより多いのが坂上に対する批判の声だ。「坂上が俳優をどうとか言えるのか」「坂上の芝居がうまいかどうか知らない」「単なる悪口言う人」など、“俳優・坂上忍”を疑問視する意見が多く飛び交っている。
「子役として人気を誇った坂上ですが、当時を知る世代にはその印象が強すぎて、その後もコンスタントにドラマに出演していたのに一度落ちぶれてからの再ブレイクだと思われています。そして、今の若い世代は子役時代を知らないのです」(女性誌記者)
「反響を呼ぶコメントをする毒舌キャラ」を演じているのだとすれば、当代きっての名優ということなのかもしれない。