10月24日放送の「Qさま~学力王3時間スペシャル2016秋!」(テレビ朝日系)にて、京大出身芸人のロザン・宇治原史規が窮地に追い込まれた。宇治原はメイプル超合金のカズレーザーを相手に、年間通算成績で負けたら番組から引退するというクイズ対決を繰り広げているが、この日はなんと予選落ちしてしまったのである。そんな宇治原の現状について芸能ライターが耳打ちする。
「クイズ番組では無類の強さを誇ってきた宇治原ですが、そこに現れた伏兵がカズレーザーです。関西の名門私立大学・同志社出身のカズレーザーは、クイズにおいて重要な“”勘の良さ”に優れているのが特徴。今年2月の『Qさま!!』では優勝、4月の同番組では準優勝を果たしており、実績も十分です。そのため、これまで宇治原が独占してきたクイズ芸人の称号が、カズレーザーの手にわたりかねない事態となっています」
たかだか「クイズ芸人」というなかれ。この称号を死守することが、宇治原にとってはまさに死活問題だというのだ。芸能ライターが続ける。
「クイズ番組ではよく見かける宇治原ですが、レギュラー番組はいずれも関西ローカルばかり。しかも本業のお笑いではあまり活躍できているとは言えず、今後もクイズ芸人にしがみつかざるを得ない状況です。一方のカズレーザーはバラエティ番組で見ない日はなく、2015年にはM-1グランプリの決勝にも進出。お笑い芸人としては花盛りで、クイズ番組は余技にすぎません。そんなカズレーザーにクイズ芸人の頂点を奪われたら、宇治原の存在価値が問われかねないのです」
最近は「お願い!ランキング」(テレビ朝日系)のコーナー「カズレーザークリニック」にて、東大卒の女子に鋭いアドバイスを与えることでも知られるカズレーザー。東大や京大の出身者を手玉に取る様子に、ひそかに喝采を送る人も少なくないのかもしれない。
(金田麻有)